プロテインは育毛に効果があるのか?
私たちの髪の毛はタンパク質であるケラチンで構成されています。 プロテインの主成分はタンパク質なので、プロテインを日常的に摂取すれば髪の毛の育成に繋がると思いませんか?今回は、プロテインと髪の毛の育成についてまとめていきます。
育毛に繋がるプロテインの摂取
主に筋肉を増強するために市販されているプロテインの主成分はタンパク質で、プロテインを摂取することは髪の毛の育成に繋がると言えます。
とくに若い女性の高い美意識から過度なダイエットをして慢性的に栄養不足になりがち。タンパク質も不足しがちです。そうなると髪の毛の工場である毛母細胞まで栄養が行き届かず、健康的な髪の毛が育ちにくくなります。
その結果、抜け毛の抜ける本数が多くなってしまったり、髪の毛が切れたりなどのトラブルが発生します。ですので、不足しがちなタンパク質をプロテインから摂取することはとても効率的と言えます。
しかし注意が必要な部分もあります。なんの知識もなくプロテインを摂取し続けることはデメリットもあるのです。
プロテインを摂取する際のデメリット
栄養豊富で優秀なサプリメントであるプロテイン。しかし過剰に摂取すると肝臓機能や内臓の働きに負荷をかけてしまいます。
栄養不足は髪の毛の育成にとっての天敵ですが、栄養過多もまた髪の毛の成長を脅かします。プロテインやサプリメントを過剰に摂取すると栄養を取り込み過ぎてしまい、内臓に負荷がかかります。
内臓に負荷がかかると、私生活に支障が生じ、健康的な身体を維持しにくくなります。また肌も荒れやすくなります。頭皮も肌の一部ですので、肌が荒れるということは同じ理屈で頭皮にもトラブルが起こりやすくなるということです。
さらにプロテインはカロリーが高めの栄養食品です。よく耳にするホエイプロテインは通常運動後に摂取するのが効率よく吸収ができると言われています。ただやみくもに育毛のためだといってプロテインを浴びるように飲んでしまうとカロリーオーバーになってしまい、身体に脂肪として蓄えられてしまうのでプロテインを育毛に取り入れるのであれば上手に付き合っていく必要があります。
育毛のことを最優先に考えるなら、普段から栄養のある食事をすることが望ましいですが、日々の仕事や育児に家事と忙しいことが多いと食事を抜いてしまったり、お菓子やカップラーメンだけで済ませてしまったりと十分な栄養を毎日摂ることが難しいですよね。食事をする時間がなかったり栄養が少ない食事の時にプロテインを補助食品として摂取するのも一つの手段です。
プロテインの種類
プロテインにはいくつか種類があり、それぞれ効率的な飲み方があります。簡単にまとめてみました。
ホエイプロテイン | ソイプロテイン | ガゼイプロテイン |
---|---|---|
原料は牛乳 | 原料は大豆 | 原料は牛乳 |
吸収が早い | 吸収が穏やか | 吸収が穏やか |
運動後に30分以内に摂取 | 運動の5,6時間前に摂取 | 就寝前に摂取 |
プロテインと長く付き合っている人は用途別に飲み分けや、2種類のプロテインを混ぜている人もいます。自分にあったプロテインの飲み方が見つかるといいですね。
プロテインについての小話
私も昔からよくプロテインは飲んでいたのですが、少しだけ厄介に思っていることがありまして…プロテインは一見液体ですが、中身は高タンパクな補助食品です。
適量と牛乳でシェイクをして飲むのですが、牛乳もまたカロリーのある飲み物。ですので一杯のプロテインを飲んでしまうとお腹がいっぱいになってしまって、食事をする時間にお腹が空かないという弊害が起こってしまいました。
プロテインをお水でシェイクする方法も試してみたのですが、風味が落ちてしまい美味しく飲めませんでした。そこで私は普段、朝食は食べないのですが、プロテインだけは飲むようにしてみました。
プロテインは食事とは違い固形物ではないので腹もちはそこまで良いわけではありませんから、お昼時にはお腹もちゃんと空きます。
朝、一杯のプロテインをを飲むようにしてからは良い1日がスタートできるようになりました。おすすめの飲み方です。またプロテインは運動と大変相性が良く、筋肉疲労や筋繊維の修復にはもってこいの食品です。早朝にプロテインを摂取してから運動するのもとても気持ちの良い朝が送れます。
筋肉痛になっている時もプロテインが素晴らしい効果をもたらします。筋肉トレーニングによって傷が付いた筋繊維にプロテインの栄養素が行き渡ると回復が早まります。なので同じ箇所のトレーニングを早い段階で繰り返すことができるので筋肉トレーニングの効率化にも繋がります。
まとめ
・プロテインは高タンパク栄養補助食品。髪の毛の育成を助けます ・プロテインの過剰摂取は逆効果になるので注意が必要です ・プロテインには主に3種類あり、自分の生活習慣に合った物を選ぶと良いです
いかがでしたでしょうか? 育毛のためには何ができるのだろうと思考を止めないでください。薄毛は必ず克服できます。育毛のための良い習慣付けをしていきましょう。