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【承認欲求】から考察する社会心理学|SNS疲れの原因

            皆様は、SNSで友達の楽しそうな写真を見たときにどう感じますか?

「いいなぁ。私もこんな素敵な写真を撮りたいなぁ。」なんて思ったりしませんか? 私はついつい思ってしまいます なので、あまりSNSは開かない派です。SNS疲れ…最近多いですよね。 さて今回は、そんな感情『承認欲求』を心理学の側面から考察していきます

承認欲求を引き起こす理由|SNS疲れが流行中

スマートフォンで友達の華やかな写真などを見ていると、ついつい「いいなぁ。うらやましいなぁ。」なんて思ってしまうもの。 その心理には、『同調心理』というものが働いています。

同調心理とは、まわりと同じでいたい。自分だけ輪の外にはみ出してはいけない。といったように、集団の中で自分の意思よりもまわりの雰囲気に合わせようとしてしまうことです。 友達に彼氏ができると、自分も相手が欲しいと思ってしまうのもこの同調心理が働いています。

この同調心理に合わせて『自己顕示欲』(アピールしたい気持ち)も働いてしまうために、「私も人気のスポットに行って写真を撮りたい。撮った写真をSNSに載せたい。」と思ってしまうのです。そして、その写真を知人に見てもらい今度は反対に、「この人いいなぁ。うらやましいなぁ。」とまわりに認めて欲しくなります。

この「認められたい」という心の動きこそが『承認欲求』です。

そして、見た人の反応が良いとそれが楽しくなってしまい、また次から次へと華やかに写真を撮ろうと必死になってしまいます。最近では、SNS用の写真を撮るためにお金を払い、知らない人たちとレジャー施設に行ったり、バーで飲んだりするそうです。このように依存してしまうと、SNSをしていないと落ち着かない状態に陥り、結果的にSNS疲れを発症、対人コミュニケーションに支障をきたしてしまいます。

SNS疲れとは

およそ検討はつくと思いますが、SNSで疲弊してしまうのには様々な理由があります。 まず挙げられるのが、他人の生活に嫉妬してしまうということです。Instagramの場合でしたら写真を投稿するのがメインです。アプリを見ていると他人の投稿する写真がキラキラしていて、お洒落で楽しそうで、リア充感満載です。 人気の観光地への旅行の写真や、カップルのラブラブ写真、経済面で成功して高級品を載せている写真などです。投稿する側としては「どうですか私の生活?うらやましいでしょ?」と承認欲求を満たすのに最適なツールかと思うのですが、受け取る側としては賛否両論なのではないでしょうか。

次に、知人の投稿にリアクションをしなければいけないのかなぁと悩んでしまうことです。会ったことのない人の投稿ならまだしも、知人でしたら【いいね!】やコメントをしなければいけないと感じてしまいますよね。それと職場の関係者で相互フォローしているとリアクションしないでいると人間関係に影響が出るかもしれないと妙なプレッシャーを感じてしまうこともよくあります。本来は生活を楽しくするためのアプリだと思うのですが、それによってストレスを感じてしまうのは本末転倒です。

あとは、自分の投稿した内容にリアクションがあるかどうかを逐一確認してしまうことです。うまく書けたツイートや、上手に撮った写真などを投稿すると、どんな反応があるか気になってしまうもの。短時間に何度もアプリを開いて【いいね!】の数やコメントを気にしてしまいますよね。私も昔からSNSに触れてきましたが、昔はmixiというサービスがとても流行っていました。今でも利用している人は多数存在しています。人気ゲーム、【モンスターストライク】を提供している会社が運営しているサービスですね。自分の投稿した日記にコメントがつくと通知欄に赤字で表示されるのですが、その赤字があると嬉しくて1時間の間に10回以上mixiを開いてしまったという経験があります。今みなさまが利用しているSNSも同じことが言えるのではないでしょうか。

承認欲求とSNS疲れから解放される3つの方法

❶承認欲求から解放されるには、「他人は他人、自分は自分」と考えることが大切です。 他人の人生をうらやましいと思っていては何時まで経っても幸せにはなれません。 幸福度というのは他人と比較している限り上昇することはないですよ

❷次に、毎日自分を褒めてあげることです。些細なことでもいいので、何かうまくできたり成功したら自分を褒めてあげましょう。承認欲求は褒められることでも落ち着きます。潜在意識に働きかけるために、言葉に出すのも効果的です。「今日はちゃんと掃除ができたわ。私ってえらい!」みたいな感じです

❸そして、SNSから距離を置くことです。 SNSは情報量がとても多く、一度見始めてしまうと何時間も画面を見てしまいがち。 魅力的な画像や動画もたくさんあるので同調心理を刺激してしまいます。 身の丈に合わない写真を撮るためにお金を使い遠出しても、大きな視野でみるとそこに成長できるポイントはあまりないと思います。ですので、SNSで疲弊してしまう前に距離を置いてみるのも良い手段です

まとめ

・承認欲求を満たしても幸せにはなれない ・自分の気持ちを大切にし、自分の人生を歩むこと スマホから距離を置いて、自分の時間と向き合うこと

以上です。

「そんなこと言うなら、みるくはディズニーランドとか行かないんでしょ?」というような質問はしないでいただけるとありがたいです。

だってドナルドかわいいんだもん…